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2009年5月25日月曜日

読書!? 雨宿りで立ち読みなど、、、、。

今日,蔦屋へDVDを返却しに行ったら急に雨が降ってきて、傘も無いからどうしようかなと思いながら、隣接する本屋で立ち読みしながら雨宿りしてました。
今マイブームな福沢桃介の本置いてたらいいな、まあ町の本屋さんでは難しいかなと思いながらも、主には啓蒙書関係と経済関係の棚を「あらし読み」(*1)してました。町の本屋さんの侮れないところは、的確に(露骨に)庶民−orientedな本を置いてくれていて、私を含めたナウな(*2)日本の庶民の興味の方向がわかるところです。
ということで最近のベストセラーなどを頭から読んでいく。宇宙と繋がる系と命令形人生マニュアルは目次だけでパス。それ以外にはと、、、楽しいのがいろいろありました。

まずは、茂木健一郎さんの脳を活かす勉強法が上位に入っていたので、内容を見てみました。
なるほどなと思ったことは:
1)自分で考える。    ←本質的なことだな。
2)まちがってもいいじゃん。    
  (安全基地で試行錯誤できる環境があるといいねと)
3)多様性を大事に。
  (他人は多様性そのものだから人と多く会おう、自分の夢を日記でとらえるなども再開しよう)

また軸が違うが
4)人の愛を受け入れ偶有性=contingency?!!)、人に愛を与えろと、、、。 ←是非そうする。

ここまでできれば、自分と世界の絆はばっちり。
5)常々に世界への質問も発していれば、自ずと未来が見えてくるという、、、。
茂木さんはシンプルな説明がうまいなぁと思いました。

それから、ノートは表(おもて)だけ使いなさい~超人気メモ・ノートを開発したノートのプロが教える情報活用術~というのがあった。社会人10年目にして、メモ帳のアナログさ最強を認識しつつある僕にホットな話題だなと手に取る。

なるほど、3つのメモを使い分けては?ということか、、:
1)ポケットメモ=時間的場所的に自由な着想のメモ。
2)A5程度メモ=アイデアをゆるめに試行錯誤するメモ。デモも兼ねて対人メモもこれ。 
3)A4程度メモ=構想と企画をわかりやすくまとめるメモ。

ポケットメモという意味では、僕は既にフランクリンの最小手帳に同サイズの市販の替えメモ帳を継ぎ足してつかってるからOKか?!
早速明日A5とA4の普通のキャンパスノートを買わねば。

またレジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか―するどく見抜き、ストレスがなくなる心理術という面白い表題の本があった。最近会社帰りにスーパーで買い物をして帰る係の僕にとって切実で、また常々疑問に思っているテーマのこの本を手に取りました。

なるほど。誰がとった統計かわからないけど、「比較的アイコンタクトしてくる女の方がそうでない女より落としやすい?!」とか、「どちらかというと素足で靴を履く男と体にピアスを開けている女の方が浮気性?!」とか、その手の話題がクイズ形式で集められ、且つ一刀両断されていくのは頭の体操になったし、またある意味すっきりしました。ただクイズの挿絵が少しヘタでそれぞれのテーマとなるシグナルを読み取りにくかったので、もう少し丁寧に描くか写真にしてほしいところです。茂木さんではないけれど、疑問と推論を持てばよのなか面白いことがゴロゴロころがっているんだなと感心しました。

そうこうしていても雨は降り止まず、蔦屋さんにはお礼の気持ちを持ちつつ、雨の中家にいそぎました。

(*1)荒らし読みもしくは嵐のように複数の本を立ち読みしていくことを言う、、。本屋さんごめんなさい。
(*2)死語です。遥か昔ナウなヤング (岩波ジュニア新書)という文庫が発売された頃に日本に存在していた用語で、、、。

2008年4月18日金曜日

イカの哲学

プラグマティズムやマキャベリズムからすると、どれだけ効率的に大量にローコストで持続的にイカを食卓に運ぶかということが大事だという。
ところが、イカの哲学ではイカの実存を感じてやれという。イカと人間、どちらが正しい?

プラグマティズムの論点は置いておいても、実行主体者(生命ということですね)としての"私"の視点では以下の2点を考えたい
1.その意志決定と実行に自らの意志と決意があるか
2.相対的(客観的)な視点があるか

1は死んでもやる、全身全霊をかけてやる云々。オケラだってミミズだって、評価なんて関係なくやってるでしょう。
2は結果主義からはブレーキにもなり得るが、比喩能力ということで、人間がこれまで地球で生き延びてきた知恵の一つだとおもう。

1があり、2の結果人の意識が拡大しxxイズムが生まれ、共感が生まれ、例えば地球が狭くなり、正義や神をまじめに探したりと非常にかわいそうな状態に人間は置かれているのだろう。

イカの哲学で問題にしているのは、1がxxイズムの形態を取ってしまった場合、本質的に狭く身を寄せ合い、連続、非連続で暮らしている人と人(生き物と生き物も)は分かり合えないでしょ、邪魔し合うでしょということらしい。そこで中沢さんと波多野さんは、”自分の直感と五感に従って、生命の実存(難しい概念ですね)を感じて”ということを重視しているのでしょう。

宮崎駿さんのナウシカではないが、確かに、あらゆる正義、あらゆる神がそこらに充満した世界では、単にプラグマティズムのみでは中沢さんのいう超戦争を回避出来ないかとも思う。

キリストも言っているが「愛がなければ(=イカの実存を感じなければ=イカに共感できなければ)全てはむなしい」というあたりに答えがありそうだが、、、。



2008年4月12日土曜日

P. K. ディックの本など

本は好きです。子供の頃に小学校低学年あたりに学校の図書館や市立図書館に籠ってSF読んでたのを覚えています。(もっともその頃は江戸川乱歩やジュニアSF文庫でした、、)
幼少期からキリスト教を信仰していた両親に現実として聖書を読み聞かせられていたせい?か、頭の中にある世界と現実世界との区別がついていなかった節があったのですが、高校生時分にディックの本を読んでますますはまり込んでいきました。

”もしかしたら彼の書いている宇宙は、過去か未来にある宇宙で実際に有るんじゃないか?もしくは彼が考えた瞬間、僕が存在するのと同程度の信頼性で具現化しているんじゃないか?”と。

まあそれほどディックの小説はのアイデアとリアリティと僕の好きな混沌が詰まってました。

人生でいろいろ悪知恵が付いて来て、ネバーランドやファルコンが見えなくなって久しいですが、今でも”宇宙は己の小宇宙の映し鏡”だと思うし、生成しては消えるこの移ろい往く世界をもっと知りたいと考えてます。






ディック傑作集〈1〉パーキー・パットの日々 (ハヤカワ文庫SF)



本 › "フィリップ K.ディック"

2007年10月17日水曜日

PALM30”蜘蛛の紋様

どうもこのPALMというのは構想の1974年から数えて、今年が33年目のアニバーサリーとありました。(長っ!)実際には僕がこの作品に出会ったのは高校生の頃で90年代初め、忘れもしない姉の部屋の本棚を物色していたときに、物色し尽くして他に読むものが無くて、最後に仕方なしに手に取ったのがことの始まりでした。それからのめり込み、自分でも一式買い直して、それ以来こんなに引っ張られるとは、、。
まずこの作者が面白い。ご本人の公式ブログにもある様に、かなり稀な体験をなさっている様に思えます。最初は男性かと思っていたが(構成力などうーん)、どうも女性で、息子さんとオーストラリアに移住してそこでこれらを書いているそうです。
このパームシリーズは僕もなんども読み返すぐらいに好きです。何が良いか:
1)過去現在未来が入り乱れる話題展開、2)まるで映画のような脚本やカット、3)慣れると癖になる独特な画風、4)詩的な台詞、5)”人生とは”という問いに答えようとしている、ということでしょうか。人生にもしもは無い(とストーリのなかで主人公であるジェームス・ブライアンに語らせているが)もしこの漫画(たかが漫画、されと漫画)に出会わなければ、ぼくの世界の捉え方は間違いなく違った風だったろうとおもえる作品です。
あえて、良いなと思うのをあげるとすれば、nothing hurt(傷つけるものは何も無い)というカート・ヴォネガットの「スローターハウス5」を引用を前文に置いた1冊かもしれない。これは主人公であるジェームス・ブライアンの出生の過去に迫る部分で、、、と各々自分で読んで楽しんでください。

2007年1月26日金曜日

中央線柿色電車追悼


今朝通勤で利用するJR総武線の向かいのホームに見慣れない電車が入って来ました。どうもこれが噂(でもないけど)の中央線の新車両みたいで、塗装費用節約のためアルミ剥き出しのボディに気持ちオレンジのラインを入れた、山手線やらと同じデザインです。
十年前に中央線沿線に住まっていたものとしては、やっぱりあの古めかしいけど夕日のような柿色電車は温かみがあると思えるのは懐古趣味のようなものばかりか、、。何年かしたら照柿色の電車なんてみんなの記憶から無くなり、高村薫の小説に出てくるような照柿色の描写もわからない人達が増えて行くのかな。ぼくも歳とったかな。

2006年5月24日水曜日

アースダイバー



大阪出身のぼくが学生時代に東京に出てきて、とても不思議で興味深く思ったのは、東京が起伏に富んだ土地だということです。御茶ノ水の駅に入るオレンジ色の中央線電車が、立体に交差した鉄橋から滑り出してくる様や、椿山荘付近やめじろ台から早稲田への急勾配の景色、三鷹ICU裏の野川公園付近から調布へ向かう断層からの景色、、、、あまりにも魅力的です。その根源を紐解いてくれたのがアースダイバーです。以前帝都物語を読んだときに受けた都市計画や風水や地下設計への感銘とは別の(都市東京(=脳化都市)のルールから外れた)、縄文時代の地形から脈々と続く”野生”の東京を教えてくれた感動があります。中沢新一さんの中沢新一でのこの6月夕学講にもいってきます。。

参考Webページ

ものしり教室 「沖積層(Alluvium)」

ニッケンキソ・コンサルタント株式会社地質時代と沖積層・洪積層