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2009年5月17日日曜日

スローターハウス5 Everything was beautiful and nothing hurt.


近所のTSUTAYAに行ったら、スローターハウス5のDVDがを見つけたのでかりてみました。

書籍では読んでいたのでイメージはあったのですが、
改めてジョージ・ロイ・ヒルによって映像化され、この作品のテーマに的確に焦点が当てられているのを知れてよかったです。グレン・グールドの音楽が、バッハがこの作品テーマに深みとシンプルさを加えているのは間違いありません。

カート・ヴォネガットは言います、死は怖くない、過去、現在、未来はただ常にそこに”存在”しているだけだから、どんな時でも最良の時の思いでを胸に楽しく生きればいいと(*1)。
そのテーマを語るのに様々なSFの小物、4次元やら宇宙人(トラルファマドール星人)やらが断片のようにちりばめられながら話は進行していきます(*2)。

簡潔に人生をまとめきったこの作品に対してはコメントは多く必要ではありませんね。そして既にその人生をなぞり終えた作者ですが、今も私自身のすぐそばに、それこそ頭の皮一枚隔てたくらいそばの4次元(!)に居るように感じます。

(*1)ただ主人公のビーリーにとっては宇宙人であるトラルファマドール星人に誘拐されて美人女優と2人でとらわれの身になっていた時がその最良のときであるあたりが、かれのユーモアやはちゃめちゃさでもあるのですが。)

(*2)このあたりはディック と似ていて、SF好きな私にはたまらないところです、、。